自毛植毛コラム:韓国の自毛植毛事情
【専門医監修】皮脂腺の発達と脂漏性頭皮炎が非切開自毛植毛の成功率に与える影響とは?

非切開の自毛植毛を検討されている方から、最近よくいただくご質問のひとつが
「皮脂が多いと手術に影響しますか?」というものです。
結論から言うと、まったく無関係ではありません。
ただ、必要以上に不安に感じる必要もありませんので、今日はそのあたりを少し丁寧にお話ししていきます。
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皮脂腺が発達しているとどうなるのか?
頭皮が脂っぽくなりやすい方っていますよね。
この“皮脂腺の発達”は体質の影響が大きいのですが、実は植毛の採取にも少し関係があります。
というのも、
- 皮脂腺が大きいと毛包の周りがふくらむ
- そのせいで毛包だけをスッと抜くのがちょっと難しくなる
こんな感じで、FUE方式は一本ずつ細かく取る方法なので、どうしても影響を受けやすいんです。
「じゃあ手術は無理なの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
事前に状態を見て対策したうえで進めれば問題ありませんので安心してくださいね。
脂漏性頭皮炎がある場合の注意点
脂漏性頭皮炎は、“皮脂が多い+炎症が起きている”状態のことを指します。
炎症があると、頭皮全体が少しむくんだような、厚くなったような状態になる場合があります。
そうすると、
- 毛包が深く埋もれたようになってしまう
- 採取のときに毛包にストレスがかかる
- 抽出がスムーズにいかない
といったことが起こりやすくなるんですね。
実際、炎症が強い状態のまま手術を進めてしまうと、移植後の生着にも影響が出やすくなります。
なので、脂漏性頭皮炎がある場合は、まず炎症を落ち着かせることが最優先になります。
専門医が実際に感じていること

手術経験の豊富な先生方に聞くと、皮脂が多い頭皮や脂漏性タイプの方は、
抜くときに皮脂腺が破れやすい…という話をよくされます。
破れた皮脂腺から出てきた油分が毛包にまとわりつくと、その後の炎症につながりやすいんですね。
もちろん、これは「絶対に起こる」という話ではなく、あくまでリスクの話です。
だからこそ、事前に状態をしっかり見て、必要な治療をしてから進めることが大切なんです。
手術前にどんなチェックをするの?
相談の段階で多い質問のひとつがこれです。
手術前には、主に以下の点を確認します:
- 皮脂腺の発達具合
- 頭皮炎(脂漏・毛包炎など)の有無
- ドナー部(後頭部)の炎症レベル
ここで問題が見つかった場合は、無理に手術を急がずに、まず治療を行います。
- 抗炎症の外用剤
- 必要に応じて抗生剤
- 洗浄方法の見直し
- 炎症が引くまで日程を調整
こうしたちょっとした手間が、結果にすごく大きく関わってきます。
後頭部の炎症は特に注意が必要です
よく「後頭部は薄毛にならないから安心」と思われがちですが、炎症があれば話は別です。
ドナー部に炎症があると、
- 毛包を抜きにくくなる
- 傷つきやすくなる
- 将来的にその部分が薄くなる可能性もある
こんなことが起きるので、後頭部の状態は特に慎重に見ていきます。
非切開自毛植毛を成功させるためのポイント
難しいことはなく、これに尽きます:
- 手術前に頭皮を整えること
- 炎症があれば優先的に治療すること
- 状態に合った計画を医師と一緒に立てること
頭皮が良い状態であれば、生着率も安定しやすく、結果も自然に整っていきます。
最後に
皮脂腺が発達している方や、脂漏性頭皮炎がある方は、「自分は植毛できないのでは」と不安に感じがちですが、ほとんどの場合は対策できます。
大事なのは、自己判断せず、早めに頭皮の状態を見せていただくこと。
その上で、手術前のケアや治療をしっかり行えば、結果は大きく変わります。
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